「#打ち水ミライ空想大賞」は、
「未来にこんな打ち水があったらいいな」
「打ち水を通じてこんな社会が実現できたらいいな」
というアイデアを募集するコンテストです。
『気候変動対応型 打ち水大作戦』を考えるにあたって、
約20年前に打ち水大作戦がはじまったころのように、
「なんだか楽しそう」と思った人がワイワイ参加できる状況をつくりたい。
そんな思いからこのコンテストは生まれました。
受賞作品はアイデアをイラスト化し、選考委員のコメント付きで紹介!
さらに、大賞に選ばれた作品(1作品)は毎日新聞に広告として掲載します!
応募フォーム・SNSより、気軽にご参加をお願いします!
※アイデアの募集は8月6日で終了しました。
ご応募いただいたみなさま、ありがとうございました。
「いまは難しくても将来実現できるかも?」なアイデアや、学校や企業、地域での新たな取り組み、
はたまた「打ち水効果」を活用した商品やビジネスまで。打ち水を通したちょっと先の「ワクワクする未来」を幅広く募集します!
ポンプの性能向上にともなって、年々姿を消しつつある団地の給水塔を、雨水を貯めて大規模に散水する、「打ち水塔」として甦らせたい!
5月でも暑い日が多くなってきた最近。端午の節句でおなじみ、「こいのぼり」を吊るすロープにパイプを通して水を送り、ひんやりはためく「打ち水こいのぼり」をやってみたい!
水でゼリーみたいな大きなボールを作って、蹴りながら打ち水をしてみたい!みんなで「打ち水サッカー」をしても楽しそう!
アイデアを考えるにあたって参考になる視点をご紹介します。
ご応募の前にご一読ください。
最近の気候変動にともなって「春」や「秋」、ときには「冬」とされてきた時期にも暑い日は珍しくなくなりました。事実、各地で異常な高温が記録され、豪雨や渇水、強力な台風といった「水」に関係した災害もひんぱんに起こっています。
水は蒸発して気体になる際、周囲から熱を吸収します。これを「気化熱」と言いますが、打ち水をすると涼しくなるのはこの気化熱のおかげです。気化熱を活用したインフラや、さまざまな商品・サービスが開発されています。
貴重な水資源を有効に使うため、打ち水大作戦では雨水やお風呂の残り湯をはじめとした「二次利用水」を使って打ち水を行うことを基本ルールにしています。打ち水をするだけでなく、一人ひとりが水を賢く繰り返し使えるようになることが大切だと私たちは考えています。
「気化熱」を利用して温度を下げる「打ち水効果」は、さまざまな暑さ対策にも活用されています。
保水性舗装は、舗装の細かなすき間にたくわえられた雨水が、蒸発する際に道路の熱を奪うことで路面の温度を低下させる、気化熱の原理を応用した舗装です。
ドライミストは、細かな水の粒子を霧のようにして噴射し、気化熱を利用して温度を下げる装置。最近は施設やイベント会場などで見かける機会も増えています。
植物で建物の窓や壁をおおって日差しをやわらげる緑のカーテンは、「蒸散作用(根から吸い上げた水分を葉から蒸発させること)」の気化熱によっても涼しい状態が保たれます。
ご応募いただいたアイデアは、以下3つの審査基準にもとづいて総合的に審査します。
1
「こんな未来が来るといいな」とワクワクさせるような力があるかを重視します。
2
アイデアに人をあっと驚かせるような斬新さやユニークさがあるかを重視します。
3
アイデアが打ち水大作戦の趣旨にあっているかを重視します。詳しくは、「応募にあたってのヒント」をご覧ください。
エコアナウンサー®
櫻田 彩子
プロデューサー/映像ディレクター
高橋 弘樹
株式会社毎日新聞社
原岡 和歌子
※9月中旬を予定しています
掲載イメージ(掲載位置は未定です)