打ち水大作戦20th企画20人に聞いた!打ち水大作戦

2003年にスタートした「打ち水大作戦」も2023年で20周年め。日本各地で様々な打ち水大作戦に関わる20人の方に、今までに参加した打ち水大作戦のエピソードや、これから打ち水をする人へのメッセージをお聞きしました。

メタウォーター打ち水大作戦

山野 英理子

メタウォーター株式会社 経営企画本部
コーポレートコミュニケーション室  サステナビリティプロモーション部

当社の社会貢献活動担当として、教育・社会教育・環境保全・地域貢献・国際支援・災害復興支援等活動の企画運営をしています。

1打ち水大作戦との関わり

当社主催で実施しています「メタウォーター打ち水大作戦」の事務局として、イベントの企画から実行までのとりまとめを担当しています。

2これまでで印象的だった打ち水大作戦に関するエピソード


「メタウォーター打ち水大作戦」実施当日の朝から雨が降り続いたため開催が危ぶまれたのですが、実施予定の時間帯だけ奇跡的に晴れ間が広がり、イベントを無事実施することができました。ところが、終了と同時にスコールのような雨が降ってきたので、ホッと胸をなでおろしたことが、とても印象に残っています。
また、参加される女性・男性の方々に浴衣をお渡しして着ていただいたところ、とても華やかな雰囲気となりました。その情景もとても印象に残っています。

3打ち水大作戦がきっかけとなって生まれた出来事

打ち水のイベントを通して、当社内の一体感が生まれたように思いました。
ここ数年では、特にコロナ禍でどのようにイベントを継続するかを考えた際に、オンラインでの打ち水開催のアイディアが出てまいりました。具体的な取り組みとして、2020・21年度は、家族や個人で各々打ち水を行ってその写真を撮ってもらって、その写真を集めて打ち水大作戦専用ホームページで共有しました。
2022年度は、当社本社や事業所、および当社グループと事業を受託している東北~九州の浄水場など合計9か所をオンラインで繋ぎ、一斉に打ち水をして、全国の現場とつなげる取り組みとしました。

4打ち水大作戦を一言で表現するなら?

「一体感」。
コロナ禍以前の「メタウォーター打ち水大作戦」は、本社がある千代田区神田須田町の町内会の方々や近くの保育園の皆さんにご参加いただいて、地域交流型のイベントとして行ってまいりましたので、イベントを通じて当社と地域の方々との一体感を作ることに貢献できたと思っています。
一方、コロナ禍になってから始まったオンラインの打ち水では、距離的には離れているもののオンラインで日本各地の現場と一緒に開催する事で、普段会う事のない現場や事務所と一体感を感じることができたと思います。


「山野 英理子」の
マイ打ち水アイテムは…
コロナ禍で各家庭での打ち水イベント用に配布した柄杓とバケツ(桶の代用)。


5打ち水をする人へメッセージ

昨今の猛暑をのりきるためにも、また日本の良き風情を残すためにも、打ち水を実施して涼しい風を感じましょう。
限りある水資源を有効利用するためにも、打ち水の水は雨水やお風呂の残り湯、再生水(下水や雨水などをろ過・滅菌(再生処理)した水)を使いましょう。