1打ち水大作戦との関わり
毎年、長岡京市と長岡京市環境の都づくり会議、長岡中央商店街振興組合で「アゼリアエコクール大作戦」を共催しています。2023年は8月8日に実施され、私は環境の都づくり会議の代表としてあいさつをしました。
この日はくしくも「立秋」でしたが、秋は名のみの外の熱さでした。長袖のユニフォームを着たら熱中症になりますよと市職員の方に言われたので、ユニフォームを腰に巻いて打ち水を行いました。
2これまでで印象的だった打ち水大作戦に関するエピソード
以前は幼稚園や保育所にも声をかけ、多くの子どもたちが打ち水を行っていましたが、近年はコロナ禍や異常な暑さを考慮してか、集団での参加は無くなっています。今年も市の広報誌を見て来られた家族や、通りがかった家族に声をかけて参加してもらいました。
3打ち水大作戦がきっかけとなって生まれた出来事
「アゼリアエコクール大作戦」は市役所前の駐車場、商店街ビル前、そしてJR長岡京駅前の3か所で実施しています。駅前広場には混合水の噴水があります。参加したある家族は子ども達に水着を着せており、打ち水とあわせて噴水で水遊びすることを考えていたようです。
打ち水をしながら噴水で水浴びする子どもが多く、親たちも楽しそうに見ていました。私たちの活動のモットーの一つ、「楽しく」とも合っていて嬉しかったですね。
参加した方に「環境の都づくり会議」をアピールするために、当会議のホームページのQRコードを渡し、子ども達にも「来年も参加してね」と呼びかけました。
4打ち水大作戦を一言で表現するなら?
「沸騰阻止、ハチドリ大作戦」
「総長は高温を抜き沸騰化」(日出男)
グテーレス国連事務総長は、global warming(地球温暖化)から、hotting(高温化)を超えて、一足飛びにglobal boiling(地球沸騰化)の時代が到来したと表現しました。
それほど地球環境は急激に変化し、危機的な状況にあります。しかし政治や制度変更に俟(ま)つことなく、自分たちにできることの象徴として打ち水があります。まさに南米アンデス地方に伝わる民話「ハチドリのひとしずく※」のように。
※ハチドリのひとしずく…森で火事が起こり、動物たちが逃げまどう中、一羽のハチドリがくちばしで水を一滴ずつ運んで火を消そうとした。動物たちは「そんなことをして一体何になるんだ」と笑ったが、ハチドリは「私は、私にできることをしているだけ」と答えたという。
「西村日出男」の
マイ打ち水アイテムは…「竹の水鉄砲」「竹の柄杓」
打ち水に使う「竹の水鉄砲」「竹の柄杓」は、環境の都づくり会議で行っている、竹林再生プロジェクトで生じた間伐竹で作ったものです。打ち水の後、参加者にお土産として進呈しています。
また、アイテムではないですが、「水の日」(8月1日)を広く知ってもらうために国土交通省から「水の日」応援大使に任命されたポケットモンスターの「シャワーズ」が私のお気に入りのキャラクターです。
5打ち水をする人へメッセージ
打ち水の水は可能なら貯めた雨水を使い、打ち水前後の地面の温度も可能なら測定してみましょう。「アゼリアエコクール大作戦」では、毎年市の担当者が温度を測定していますが、10度くらいは下がっています。
「水の日」応援大使「シャワーズ」について、国土交通省さんに教えていただきました。
国土交通省は令和3年7月、国民に「水の日」(8月1日)を広く知っていただき、健全な水循環の重要性について理解と関心を深めていただくため、ポケットモンスターの「シャワーズ」を「水の日」応援大使に任命しました。
「シャワーズ」大使には、「水の日」PR動画へ出演をはじめ、さまざまな活動を通じ、「水の日」の認知度の向上に努めていただいています。