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8月1日は「全国みんなで打ち水の日」!

2025年7月16日


近年、進行し続ける気候変動によって季節の境目は薄れ、これまで「春」や「秋」とされていた時期でも「夏」を感じるようになりました。2025年は、3月から各地で夏日(最高気温25℃以上)や真夏日(最高気温30℃以上)が続出し、梅雨入り後も「統計開始以来最も暑い6月」となるなど(※1)、異常な高温が続いています。
こうした状況に対応すべく、今年の打ち水大作戦は、(早々と)3月から始動し、「25℃以上の日」は「打ち水しよう」という発信を続けてきました。


8月1日は、全国のみんなで涼しい一日をつくる日。

打ち水大作戦本部は、8月1日を「打ち水の日」と定めています。
打ち水の日は、「8月1日という日を、どれだけ涼しくできるか」を、全国の「みんな」でいっしょに打ち水することで試してみる、そんな特別な一日です。
作戦内容は、以下のとおり!

8月1日「打ち水の日」作戦計画

✅ 前日(7月31日)の夜から、プレ打ち水
✅ まだ気温が上がりきらない朝のうちから、モーニング打ち水
        ・
        ・
✅ 日差しが和らいできたら、速効熱冷まし打ち水
✅ 夕焼けとともに、夕涼み打ち水
✅ 夜もまだまだ続く、星空打ち水

このように、前日の夜から当日の夜まで、1日がかりの打ち水を呼びかけます。
果たして、全国のみんなで協力することで気温を下げることができるのか!?
ご家庭で、職場で、地域で、仲間や個人で…。さあ、8月1日はそれぞれの場所で打ち水をしよう!

【全国みんなで「打ち水の日」参加方法】(どなたでもご参加いただけます)

  1. SNSで「#打ち水大作戦」をつけて参加表明(省略可)
    ※上記の作戦計画について、当日、各SNS (Xフェイスブックインスタグラム) の打ち水大作戦本部公式アカウントでのご案内を予定しています。ぜひフォローください。
  2. 8月1日、晴れたら(※)、自宅やお勤め先などの気軽な場所で、
    用意した水を使って、打ち水する。何度でも!
  3. 打ち水したら、「#打ち水大作戦」で報告(写真や動画つき歓迎)

※気象状況(雨天、猛暑等)・健康状態等により、延期・中止は、各自でのご判断をお願いしています。

【イベントを開催される方へ】


8月1日は、「水の日」


「打ち水の日」は、8月1日の「水の日」にちなんでいます。「水の日」は、年間を通じて水の使用量が多く、水についての関心が高まるこの時期に、私たち一人ひとりが水の大切さについて考え、健全な水循環の重要性についての理解と関心を深める日として定められており、8月1日を初日とする「水の週間」(8月1日〜7日)には、国・地方公共団体・事業者・民間の団体が連携し、全国で水に関連した啓発活動が行われます(※2)。
「水の日」であり、「打ち水の日」でもある8月1日は、まさしく“水に触れ、水について考える日”なのです。


打ち水をする際は、「一度使った水」や「雨水」などをお使いください


打ち水大作戦では、「水道水を使わない」ことを基本ルールとしてきました。蛇口をひねると出てくる水は当たり前のものではなく、「安全な水をいつでも使える」のは、それを支える方々のたゆまぬ努力があるおかげです。
打ち水は、暑い夏を涼しく過ごすためのアクションであると同時に、私たちの「水の使い方」について考える機会でもあります。
大切な水資源を見つめ直し、賢く使っていただくためにも、打ち水大作戦本部は、改めて、以下のような水を使って、打ち水をすることを呼びかけます。

打ち水に使用する水(例)

  • 雨水や井戸水など、天然の水資源を活用する
  • 別の用途で一度使った水を再利用する(例:お風呂の残り湯、水洗いに使った水、子ども用のプールで使った水、お米をとぐときに使った水 など)
  • 使わずに流してしまっていた水を活用する(例: シャワーなどからの出始めの水(温度や水質を調節する際に流す水を貯めたもの)、古くなった汲み置きの水 など)
  • 再生水(下水などがろ過・滅菌処理されたもの)を利用する

打ち水大作戦では、他にもこんな水が使われています。
みなさんも、身近にある「使える水」を探してみてくださいね。


熱中症へ十分に注意しながら打ち水を行いましょう!

これからの時期は、年間で最も暑さが厳しくなります。熱中症を防ぐためにも、

  • 日中気温の高い時間帯を避ける
  • こまめな水分・塩分補給、休憩を心がける
  • 絶対に無理をせず、体調を最優先する

ように注意し、安全に楽しく打ち水を行いましょう。
熱中症の警戒情報も出されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
政府広報オンライン「熱中症は予防が大事!」
熱中症警戒アラートが発表されたときにとりたい行動
環境省熱中症警戒アラート


※1 気象庁ホームページ「6月の記録的な高温と今後の見通しについて」(https://www.jma.go.jp/jma/press/2507/01d/junetemp_20250701.html
※2 国土交通省ホームページ「『水の日』・『水の週間』」(https://www.mlit.go.jp/mizukokudo/mizsei/tochimizushigen_mizsei_tk1_000012.html


楽しく安全に実施していただくため、打ち水の作法もご参照ください。

このウェブサイトは、一般社団法人関東地域づくり協会の助成を受けています