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ECOスタディツアー2日目「ときあかそう!みずの不思議ツアー」開催報告

2011年8月10日

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先日の川遊びツアーに引き続き、ECOスタディツアー「親子で発見!水の未来」の第2日目が『ときあかそう!みずの不思議ツアー』8月9日(火)に開催されました。「毎日の生活に欠かせない水のこと、知っているようで実は知らない?」をかけ声に、港区立エコプラザで水のふしぎを解き明かした様子を報告します。
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"青い惑星、地球。”
「地球は青かった」。世界で初めて地球を宇宙から見渡した宇宙飛行士、ガガーリンの言葉は有名です。その言葉通り、地球は表面積の7割を海、つまり水が占める青い惑星です。では、海以外にはどこに水が存在しているでしょうか。参加者の小学生15人は、水の循環図を見ながら考えます。海、川、雲、湖、土、地下水などだけでなく、動物、植物、氷河にも水が存在することに、参加者は驚きとともに納得。これら9カ所を、自分が水分子になったつもりで旅をするゲームでは、本当に地球上の水が循環して全てつながっていることを実感できました。

"持ち寄った水の成分を調べてみよう!”
続いて、参加者は自分で持ち寄った水にはどんな成分が含まれているのかをパックテストキットを使用して調べます。会場には水道水やめだかを飼っている水槽の水、公園の池の水など、多種多様な水が集まりました。今回調べるのは、CODとPhの2種類。CODでは「水にどれだけの有機物が溶けているか」を測ることができます。簡単に言えば、どれくらい汚れているか。一方Phでは、「酸性かアルカリ性か」を測ります。例えばレモン汁はすっぱい酸性。石鹸水などはアルカリ性に反応します。
参加者は初めて使うパックテストに緊張しながら、中の薬品と水が反応して色が変化していく様子に興味津々。今回は持ってこなかった水についても自宅で調べたいと、パックテストを持って帰る参加者も多くいました。

"知れば知るほど、もっと知りたくなる水の不思議”
地球上の水の循環という大きな視点から、普段使っている水の成分という身近な視点までを掘り下げていくと、水を通してわたしたちの生活が世界とつながっていることを実感できました。今回学んだのは水の不思議のほんの入り口にすぎません。いつの間にか水の不思議に夢中になっていた参加者のみなさん。知れば知るほど、もっと知りたくなる水の魅力に触れた感動とともに、今回のツアーは終了しました。