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みんなでいっせいに打ち水して、真夏の気温を2℃さげよう! 打ち水大作戦2011

打ち水大作戦とは?

打ち水大作戦2008/巣鴨

日時を決めて残り湯などの二次利用水をつかって、
みんなでいっせいに打ち水をする。
たったそれだけのこと。

たったそれだけのことで、真夏の気温を下げられる。
たったそれだけのことで、ヒートアイランド対策に効果をあげる。
たったそれだけのことで、真夏の電力エネルギーの節約になる。
たったそれだけのことで、地球にやさしい人になれる。
たったそれだけのことで、体も気持ちも爽やかになれる。
たったそれだけのことで、コミュニティがひとつになれる。
たったそれだけのことで、みんながハッピーになれる。

打ち水大作戦はエコアクションをテーマに世代を超えた地域コミュニケーションを活性化させる活動です。
決められた時間にみんなでいっせいに水をまくことで、伝統的な「打ち水」の効果を科学的に検証しようとする、前代未聞の社会実験です。

打ち水大作戦のはじまりと広がり

「打ち水大作戦」は、江戸時代の庶民の知恵「打ち水」がヒートアイランド現象に対してどのような効果を持つのか、決められた時間にみんなでいっせいに打ち水をして、その効果を検証しよう、という壮大な社会実験※として2003年からスタートしました。打ち水大作戦本部は、この「いっせい打ち水」の呼びかけを始めとして、日本全国さらには世界で、雨水や2次利用水を活用した打ち水の生活習慣化に向けた活動を行っています。

打ち水の風景

「打ち水大作戦」は、誰もが手軽に楽しくできるヒートアイランド対策、さらには地球温暖化対策の取り組みとして、実際に気温を下げるのはもちろんのこと、その実施プロセスを通して、環境意識の啓発や水の再利用の促進、近隣コミュニティの再生など、様々な効果をもたらす呼び水ともなっています。毎年推定600万人以上が参加する「打ち水大作戦」は、今だかつてないほどの広がりと深さを持った市民運動です。

  • 狩野学・手計太一・木内豪・榊茂之・山田正「打ち水の効果に関する社会実験と数値計算を用いた検証」(水工学論文集,第48巻,pp.193-198,2004)によれば、東京都23区内の散水可能な面積約265k㎡に散水を行うことによって、最大で2~2.5℃程度、正午の気温が低下すると予測されている。

大江戸打ち水大作戦

日時 2003年8月25日(月)正午
場所 東京都23区
参加者 推定34万人
受賞 第44回「消費者のためになった広告コンクール」
新聞広告部門 Gブロック(公共広告)金賞
概要 電力不足の懸念と深刻化するヒートアイランド現象の対策として、土木研究所の研究員が、水をまくことによって奪われる気化熱が、気温を下げるという単純な“打ち水効果”に着目。この理論の検証を社会実験に仕立て、「大江戸打ち水大作戦」が決行されました。2003年は江戸開府400年!「江戸の知恵に学ぼう」と、記念すべき最初の「いっせい打ち水」が2003年8月25日の正午に行なわれました。
銀座・金春通り(東京都中央区)
銀座・金春通り(東京都中央区)
東京都庁前(東京都新宿区)
東京都庁前(東京都新宿区)

打ち水大作戦2004

期間 2004年8月18日(水)~8月25日(水)
場所 日本全国、ストックホルム(スウェーデン)
参加者 推定329万人以上
受賞 平成16年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰「対策活動実践部門」
日本イベント大賞「地域イベント部門賞」受賞
概要 2年目になると、打ち水大作戦の輪は全国に拡大。打ち水大作戦の期間を8月18日から8月25日の一週間と定め、各地でさまざまな主体がさまざまな規模で打ち水大作戦を立ち上げました。東京の渋谷では、唱歌に歌われる「春の小川」をしのび、川が流れていた通りの上で打ち水をする「春の小川打ち水大作戦」が行なわれ、その模様は「素敵な宇宙船地球号」(テレビ朝日系)で特集されました。また、ストックホルム世界水週間の会場でも打ち水大作戦が行なわれ、日本の打ち水文化が国際社会にも紹介されました。
国会議事堂前(東京都千代田区)
国会議事堂前(東京都千代田区)
世界水週間会場(スウェーデン、ストックホルム)
世界水週間会場(スウェーデン、ストックホルム)

打ち水大作戦2005

期間 2005年7月20日(水)~8月31日(水)
場所 日本全国、パリ(フランス)
参加者 推定770万人以上
概要 2005年、打ち水大作戦は、ヒートアイランド対策から地球温暖化対策につながるアクションとして、さらに大きな注目を集めました。この年の開催期間は、7月20日から8月31日と、前年よりも大幅に延長されました。愛・地球博の会場で大規模な打ち水大作戦が行なわれたほか、港区新橋での打ち水大作戦では、環境大臣をお招きするなど、環境啓発を目的としたさまざまな打ち水大作戦が行なわれました。この年にはパリでも打ち水大作戦が行なわれ、参加したパリ市民や観光客から大きな反響を得ました。
愛・地球博会場(愛知県長久手市)
愛・地球博会場(愛知県長久手市)
パリ市庁舎前(フランス、パリ)
パリ市庁舎前(フランス、パリ)

打ち水大作戦2006

期間 大暑:7月23日(日)~処暑:8月23日(水)
場所 日本全国、パリ(フランス)
参加者 推定770万人以上
概要 2006年より、打ち水大作戦の開催期間が、現行の大暑から処暑までと設定されました。江戸の文化である打ち水にふさわしく、旧暦でもっとも暑いとされる大暑から、暑さが和らぐ処暑までの打ち水大作戦期間は、この年から打ち水大作戦に定着していきました。また、2006年には、2年目になるパリでの打ち水大作戦が行なわれました。
お台場(東京都港区)
お台場(東京都港区)
パリ市庁舎前(フランス、パリ)
パリ市庁舎前(フランス、パリ)

打ち水大作戦2007

期間 大暑:7月23日(月)~処暑:8月23日(木)
場所 日本全国、モラトゥワ(スリランカ)
参加者 推定961万人以上
概要 2007年には、開幕日(7月23日大暑)に合わせて、打ち水大作戦5周年を記念し、日本全国打ち水大会議が開催されました。浅草で行なわれたいっせい打ち水には、各国大使館の大使やその奥様方が浴衣で参加し、日本のエコ文化を体験されました。この年の参加者は推定961万人と過去最多!海外ではスリランカのモラトゥワでも行なわれました。
浅草寺(東京都台東区)
浅草寺(東京都台東区)
東京タワー(東京都港区)
東京タワー(東京都港区)

打ち水大作戦2008

期間 大暑:7月23日(木)~処暑:8月23日(日)
場所 日本全国、サラゴサ(スペイン)
参加者 推定721万人以上
概要 2008年には、恒例となった東京タワー、六本木ヒルズ、お台場での打ち水大作戦を筆頭に、全国各地でさまざまな打ち水大作戦が行なわれました。また、「水と持続可能な開発」をテーマに開催されたサラゴサ国際博覧会(スペイン)会場で、サラゴサ打ち水大作戦を実施しました。なんと日本の皇太子殿下も打ち水をされ、日本の文化をスペインにそして世界に紹介することができました。
神田明神(東京都千代田区)
神田明神(東京都千代田区)
サラゴサ国際博覧会会場(スペイン、サラゴサ)
サラゴサ国際博覧会会場(スペイン、サラゴサ)

打ち水大作戦2009

期間 大暑:7月23日(木)~処暑:8月23日(日)
場所 日本全国、韓国(インチョン)
参加者 推定613万人以上
概要 打ち水大作戦本部ではこの年、これまでの活動をまとめた「打ち水大作戦のデザイン」を出版しました。また、かつての渋谷川水系の跡をたどりながら打ち水をし、都市の中にある水辺や自然の大切さを実感する「春の小川打ち水大作戦」を決行。海外では、韓国インチョン市で開催された「世界都市水フォーラム」の会場で、韓国打ち水大作戦が実施されました。
春の小川歌碑前(小田急線沿い)(東京都渋谷区)
春の小川歌碑前(小田急線沿い)
(東京都渋谷区)
世界都市水フォーラム会場(韓国、インチョン)
世界都市水フォーラム会場(韓国、インチョン)

打ち水大作戦2010

期間 大暑:7月23日(金)~処暑:8月23日(月)
場所 日本全国
参加者 推定795万人以上
概要 記録的な猛暑となった2010年夏、打ち水大作戦は、開幕前から多くのメディアに注目される中、全国各地でさまざまな打ち水大作戦が展開されました。この年、打ち水大作戦本部は、「水道水を使わない」というルールの更なる徹底を目指し、水の循環と大切さを総合的に学ぶECOスタディツアー「親子でたどる水の旅」を実施。打ち水大作戦に新たな環境啓発活動が加わりました。
港区エコプラザ前(東京都港区)
港区エコプラザ前(東京都港区)
六本木ヒルズ(東京都港区)
六本木ヒルズ(東京都港区)

打ち水するときの注意!

楽しみながら打ち水をするために 以下をご注意してください。

その1

安全のためにクルマ通り多い場所へは水をまかないようにしましょう。できればクルマの通りのない安全な場所を選んでやりましょう。

その2

特にカーブの途中、交差点、マンホールの上は 自転車、バイクにとっては滑りやすくなるため大変危険です!絶対に水をまかないこと。

ドライバー、自転車のお乗りの皆さんへ

水をまいた場所へ、バイク、自転車等で侵入するときは、すべりやすくなっているので充分注意ください。

補足1:打ち水をされる皆さんへ

「シャワーの残り水、台所のすすぎの残り水、米のとぎ汁、二層式洗濯器のすすぎ水、雑巾がけのすすぎ水」などの中に、洗剤成分や汚濁成分を多く含有した(おそれがある)水を道路(特に車道)にまく事は、交通事故を誘発する危険性があります。

また、汚濁成分含有率が著しく低いような水であっても、道路の路線上の一部分だけ水で濡れているような場合、二輪車両(特にバイク)はその部分だけ減速しなければならず、後続の自動車などに追突される危険性が高くなります。

また、「カーブの途中、交差点、マンホールの上」だけでなく、道路標示のペイントや側溝の蓋なども、水に濡れていると、二輪車両にとって滑りやすくなり、非常に危険です。また、路面が断続的に濡れているような場合も、車両(特に二輪の)のタイヤが水で濡れ、スリップしやすくなるため、大変危険です。

公道(特に交通事故の心配される車道。また自転車交通量が多い歩道等も同じ)に水をまくことは原則禁止です。
皆さん、気をつけて打ち水してね。

補足2:ドライバーの皆さんへ

排熱、CO2の排出の大きな原因ひとつは自動車やバイクです。さらにこの国のアスファルトの公道のほとんどは自動車やバイク用の道路です。

それらがヒートアイランド、地球温暖化の原因となっています。道路を含めて町や地球は皆のものです。成熟した大人のドライバーとして、よくその責任を自覚しましょう。打ち水大作戦の期間を含めて、必要以外はクルマ、バイクの使用は控えましょう(それがたとえ電気自動車やハイブリット車でも)。

打ち水をしている箇所を見つけたら、徐行しましょう。事故のほとんどはドライバーの不注意によるものです。ドライバーの方々、子供や妊婦、年配の方々にやさしい社会環境をつくる打ち水大作戦に協力ください。

ぜひ、ご協力お願いします!